ILAでは不動産手数料を無料で仲介します。
売主様は基本的に仲介手数料を負担するものなので、これは画期的なスキームだと自負しています。
我々もビジネスですので、どこで収益をあげるかというと やはり、建築の部分です。
ILAで不動産を購入いただき、かつ設計・施工をご依頼いただいた買主様は 完全仲介手数料無料で対応しております。 また、ILAにとって、不動産の売主様は 情報をご提供いただく パートナー的存在ですので、そこから収益をあげるというのは 矛盾していると考えました。
ILAグループで、設計・施工をご依頼いただかなかった場合は 買主様から手数料を頂戴する形となります。 ですが、このスキームも 正直悩ましいところがありました。 これを実行すると 結局手数料ビジネスになってしまうからです。 だからといって「ILAで建てないのなら、この物件は売りません」とも言えません。 それは業法違反ですし、ましてや早く売りたい売主様にとっても悪い話になってしまいます。
なので、この形をとることはやむを得ないのですが もし「結局、仲介手数料無料じゃないじゃないか!」と思われるようであれば、 どうか、他の仲介業者さんをあたってください。
僕のスタンスはあくまで
ーお客様を 最良の建築計画に導くための一つの手段として 不動産業をはじめたー
にすぎません。
「WIN-WIN」つまり、お互いが対等の関係でなければ 家づくりは成り立ちません。 ここでいう「お互い」とは 僕たちとお客さん という繋がりだけではありません。
不動産業では、様々な人間関係があります。 売主様、お客さん、設計士、職人、近隣地域の方たち・・・。
前述で、不動産業界では 情報が操作されているという裏話をしました。 1人が嘘をつくと、それが蔓延し、だれもが疑心暗鬼に陥ります。
僕が目指す不動産業の有り方は、情報をオープンにすること。 そして、設計、工事の建築技術に特化したプロフェッショナルの会社として 純粋に活動することを約束します。
ですが、これはお互いが信頼しあわないと成り立ちません。 こちら側の姿勢だけではなく、お客さんから相見積もりをとるための当て馬にされたり、出し抜かれたりされてしまったら それは既に「WIN-WIN」の関係ではありません。 お客様が 何十社も相見積もりをとったり、過度な交渉をするようになってしまったのも もとはと言えば、悪しき習慣が横行し信用できない業者側の責任なのかもしれませんが、 どうか、ご依頼いただく際には 戦略などをたてて身構えず カウンセラーに、軽く相談する くらいのお気持ちで 接していただければ幸いです。
我々も、正直なお付き合いができる環境づくりを目指してまいります。