Designers Architecture

狭小住宅

「変形地=悪条件」は本当か

3角形、5角形であろうと
いい家は建ちます

 土地を探す際、長方形や正方形のような整形地はやはり人気がありますよね。三角形や
台形、旗竿地などの変形地において、いわゆる「規格住宅」などの場合は設計の自由度が
低いためおさまりにくく、また土地の評価額も低くなることから、市場では比較的お安い価格
設定とされており、「掘り出し物」のような物件も少なくありません。
 こちらの住宅は、道路に接する間口が6m、奥に進むにしたがって間口がだんだんと狭く
なり、一番狭いところで2.4m。形状としては5角形です。
 道路面の間口の広さを有効活用すべく、木造にもかかわらず5m強の広い間口を確保し、
車2台分のインナーガレージとしました。特殊な耐力壁を使用しているためこのような事が
可能ですが、通常の構造であれば せいぜい3m(車一台分)の間口程度でしょう。

必然性のある余白空間

変形地での計画は、敷地の形状なりに建てる事、つまり5角形の敷地なら
建物も5角形にする というシンプルな考え方がいちごハウスでの基本的
な考え方です。数多くの変形地住宅を手掛けましたが、十中八九はこの
考え方に基づいています。
 そうすると空間には必然的に「直角でない空間」が現れます。それこそ
が、空間を広く感じさせたり 表情をつけるポイントとなります。

GALLERY

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物件データ
所在地東京都品川区
間取り3LDK 3階建+ロフト インナーガレージ2台分
土地面積68.59㎡ 20.75坪
建築面積49.99㎡ 15.12坪
延床面積114.67㎡ 34.69坪
構造木造
完成年月H26 3月末頃
家族構成ご夫婦2人 + お子様1人
工期約4か月