Special Architecture

エピソード2

長屋を切り離す

人力で切り離す解体

北区豊島の人気支那そばや様からご依頼で、某有名設計士様とタッグを組み、当時築50年
の長屋としてくっついていた店舗を切り離してから、新築の建物に建て替えるという工事を
請負わせていただきました。
初めて当現場に伺った時には、なんと!建物がくっついているではありませんか!敷地面積
は30.2㎡の超狭小地!この敷地の中に客席を16席と厨房等お店をつくるには限界まで建物
を広げなければなりません。
ということは、、敷地目一杯に建てるしかありません!
ここが腕の見せどころです。
幸い前面道路が8mと広く(ILAにとっては広い)工事車の搬入経路の確保はできそう。
まずは慎重に解体工事開始!いよいよ切り離し作業が始まります。通常解体といいますと
荒っぽいイメージですが、慎重に慎重に、丁寧に解体工事をします。倒壊のおそれのある
隣地の安全を確保しつつの工事ですので人力で解体していきました。トラブルが起こらない
ように我々も参加して無事に解体完了しました。

外壁のスキマが10cm

さぁこれから建物の工事を始めます。
今回の課題は「足場が組み立てられない」、「当建物の外壁から隣地の
外壁まで10cmしかない」たいていの業者はこれで引いてしまいます。
ここで選んだ工法は重量鉄骨造で、柱は150角のコラムです。間口が狭い
敷地には最適の柱と言えます。鉄骨造は建方が完了すれば、苦労は見え
ないのですが、基礎工事はものすごく大変。実はこの敷地の中にお店の
食品庫にするための半地下倉庫があります。半地下を作るために隣地ぎり
ぎりまで堀り、大変危険な中での作業が続きます。
鉄骨の建方も隣地の建物にぶつからないよう寸分の狂いもなくレッカー
作業にて建てました。
こちらの工事はなんといっても、外壁のスキマが10cmしかないことです。
でも、しっかりサイディングを貼ってあります。
どうやって貼るかは企業秘密です。
ここまで道路、隣地をギリギリまで建てられることこそ、土地の有効活用
といえるのではないでしょうか。

GALLERY

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物件データ
所在地東京都北区
間取り1LDK+店舗 3階建
土地面積30.29㎡ 9.16坪
建築面積24.22㎡ 7.33坪
延床面積72.66㎡ 21.98坪
構造S造
完成年月
家族構成夫婦2人+子供1人
工期