Special Architecture

エピソード6

狭いから高く建てる

上へ上へ!

ILAの地元である品川の敷地は、下町ならではの、うなぎの寝床のような敷地が非常に
多く、まさに間口の狭い挟小住宅が立ち並んでいます。
挟小地に挟小住宅を建てるということは、両側からの採光はほとんどなく、正面や上部から
光を上手に取り入れることになります。
ILAでおなじみの建坪7坪、3階建て+ロフト+屋上をつくり、軒の高さ9m、最高高さ12mまで
制限ギリギリに建てています。ILAの設計ではいつも高さギリギリです。幅と奥行が取れなけ
れば空間を上に伸ばします。
感じ方に個人差があるかと思いますが、空間の広がりは面白いもので、建物の体積を増や
すことによって気持ちの良い空間を作ることができます!7坪でも狭い空間に感じさせません。

その工事の坪単価、ちょっと待った!!

そこで施工のお話ですが平面の面積が7坪と15坪の同じ仕様の物件で木工事はどちらが
早く完成するか。
答えは・・・あまり変わりません。どうしてでしょう?それは、狭く小さい住宅は
材料の規格モジュールでは対応できず、どうしても切ったり貼ったりの作業が増えてしまい
ます。材料のあまりが多くなる上、狭小な為に材料を加工するスペースが狭く、思うように
材料を振り回せず苦戦します。作業効率があがりません。
更に平面で移動するより上下の移動が増え、これがロスになります。その為、狭小住宅でも
結果的には、工期も価格もあまり変わらなくなってしまい、一概に坪単価表示をすることが
難しくなっているのが現状です。30坪の2階建ての住宅と15坪の3階建て+ロフト+屋上は
面積と坪単価は反比例していくのが通常です。仮に坪単価表示が安いとしても、敷地が狭い
から3階建てにするのであって、2階建てと同じ単価で施工する業者がいたら少しあやしいと
思ってください。バッチリ追加工事を狙っています。

GALLERY

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物件データ
所在地東京都品川区
間取り2LDK+小屋裏収納 3階建
土地面積
建築面積
延床面積
構造木造
完成年月
家族構成
工期